『ウェブ時代をゆく』を読んで

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はじめに

この本を読もうと思ったきっかけは、「今後のキャリアはどうしていこう」と悶々と考えていたときに、大学のゼミで教授が「高速道路とけものみち」を紹介してくれたときの本をたまたま見つけたから。 この本を読み終えて強く思ったことは「やっぱITって面白いよね」「自分もインターネットで何かを発信したいな」の2点だった。 その他本書を通じて感じたことも備忘録として残しておく。

概要

インターネットってすごいやん、これまでの学習のあり方、会社の仕組み、人間のキャリアなど幅広く変わるよって話しをしてくれてる本。インターネット使えないやつはオワコンみたいなことも書いてる。

個人的にめっちゃ好きな本、この本を紹介されてITに魅力を感じた。

自分がITを面白いと思う理由

自分は今でもITを選んで本当に良かったと思っている。
就活のときにITベンチャーを志望していたが、その理由は①成長していること②権限が大きいこと③実体験として楽しかったからだった。

1. 成長性

自分の就活のときはスマホが登場してきて、スマホサイトやアプリをどんどん作っていく会社が多くあり、IT需要が非常に高かった。また、ネット通販の市場も非常に伸びていて、伸びている業界にはヒト・モノ・カネ・情報が多く集まると思った。

2. 権限

ITだからこそ若い人が多く、まだまだ追い抜くことができるのではないかと思った。また、ベンチャーであれば新人にも大きな仕事をもらえる可能性が高いと思った。

3. 実体験

自分は学生のときに公務員や不動産、ITや広告などの多くのインターンをしていたのだが、最も楽しかったのはIT会社へのインターンだった。仕事内容はバグチケットのスケジュール管理や企画案ブレストとかであったが、自分のバグ報告からの対応スピードや一人で企画から開発までできてしまう一人の力の大きさが自分の目には非常に魅力的に映った。

今実際にITベンチャーに身をおいても、この3つの基準は正しかったと思う。 本書でも近しい記載があり、自分が選択した理由をまとめてくれたような感じがして、読んでいてすごく共感を覚えた。

自分も何かを発信したいと思った経緯

本書にも記載があるが、インターネットは「個」が活きる文化だと同じく思う。

恥かしながら自分はついこないだまで選挙にほとんど行かなかった。その理由は自分が投票しても何も変わらないし、どの人が何を目指してるのかを知りたいとも思わなかったからだ。
でも、Facebookで一人の若い女性が若者が選挙に行く理由を動画で拡散していたのを見たのをきっかけに、「やっぱこのままではいけないな」と思い選挙に行くようになった。
おそらく自分以外にもあの動画で行くようになった人はいるのではないかなと思う。(探したけど動画が見つからず...)

一人の人が発信することで、共感する大勢の人を動かすことができるのはインターネットだからこそだと思う。自分もインターネット業界で働く人として、小さいことでも何か発信していきたいなと思った。

好きなことを探しつづける

みな誰しもが自分の好きなことを仕事にしたいと思う反面、自分が好きなことは何なのかがイマイチわからないと思う。また、「自分が好きなことはこれかもしれない!」と見つけたとしても、数ヶ月後には別の何かを探しているのが大多数なんではないかと思う。自分はまさにこのパターンである。

自分の中の結論として、結果この進め方でいいんではないかなと。自分が好きなことを見つけて、知の高速道路を走り、渋滞に差し掛かる、もしくは自分の興味が消えたところで高速道路をおりて、また違う高速道路を走れば良いのだと。
また、興味が復活したら戻って高速道路を走れば良いのだと。
自分はまだ「高く険しい道」がわかっていないから、このやり方が今の自分にとっての走り方と思った。

ただし、常に自分の好きなことは何なのかを探して、そのための行動はとらなければならないと思った。そのためにも「これでいいんだっけ?」と常に自分に問うことが大切だなと。

楽観主義にならなければ

正直、自分でも自分は批判的な方だと思う。スマホにも遅れて、LINEもギリギリまでやらず、電子書籍は使わずに嫌悪していた。新しいものを取り入れるのが面倒で、新しい商品や文化を批判して、あらを探す方だと思う。

自分の職種は、ITでの企画やマーケティングなので、新しいものをどんどん取り入れていくべき人らなので、自分のスタイルを楽天主義かつポジティブな思考へと変えなかればならないなと思った。 ポジティブに何かを捉えて進めてくれる人だからこそ、周りもついてきてくれるのだとも思った。

売上に走りすぎてしまわぬように

上述しているが、自分はビジネスサイド側の職種なので、どうしても売上を伸ばそうとばかり考えてしまいがちだ。あくまでもサイトとしての価値やコンセプトがあるから売上がついてくる。その価値やコンセプトを逸脱してしまうことは、長期的に売上を落としてしまうはず。

自分が提案する企画もサイトとしての価値やコンセプトを毀損せず、むしろ価値を上げるような企画にしようと改めて思った。

リアル世界への視点を忘れない

「経済のゲームの観点では、インターネットよりもリアルのほうがお金が動いている」「インターネットは娯楽や便利さが根強く、人生での交錯はまだまだ先である」というニュアンスの記載があり、まさにそのとおりだと思った。

IT業界ゆえにインターネットだけで考えてしまいがちで、リアルと言う視点が欠けていると自分自身にも思う。自分もインターネットよりもリアルの世界のほうが断然にお金が動いている。リアルという視点を常に持ち続ける必要があるなと。
また、インターネットはまだまだ娯楽としての役割が大きい。インターネットじゃないとできない何かをこれからも探していきたい。

情報の公開性

情報を非公開にしてしまうことで、情報が行き渡らなかった人にとっては「自分はあまり重要ではないのだな」と捉えられてしまうため、自分はなるべく情報は公開しておくべきたと思っていた。本書を通じて、自主性の促進や競争環境の構築にもなるなと感じた。

何かの情報を取りにいこうとすれば、どこにでもある状況だからこそ、色んな発見や刺激を受けられるのだろうなと。改めて情報を開示していく動きをとっていこうと思った。

知的生産

知的生産と知的消費は区別して使っていく必要があると思った。これまで多くの書籍を読んできたつもりだが、数年後にもう一度読むと初めて読んだくらいに思うときもある。
これまで知的消費として読んできたのだろう。アウトプットをしてこなかったので、ほとんど覚えていないことばかりなので、グサッときた。

今回のようなブログでのアウトプットのように知的生産をして、自分の知識や思考の整理として自分の中に吸収したい。

エンジニアの評価

「Googleではエンジニアがエンジニアの評価をして、ビジネスサイドは評価をしない」との記載があったが、やっぱりそうなんだなと思った。たしかにビジネスサイドからしてみればエンジニアをどう評価してよいか非常に難しい。かつ売上を意識して働けというのも多少難しいところがあると思う。

というのもエンジニアが売上を意識すると、エンジニアが良い企画案を出すか、変な実装でも良いからスピードをだすことを目指してしまいがちなのではないかなと。
自分で正しく実装しつつ、技術も深めつつ、アイディアを出していくことはハードルが高すぎる。

営業は売上という確固たる定量評価できるが、エンジニアはエンジニアしか評価できない。その文化を浸透させることが重要なのだなと実感した。

終わりに

実はこのブログは数年前までPV狙いで記事を書いていたが、データが吹っ飛んでから一時期更新していなかった。というのも、自分が楽しくなかった上、大したスキルアップにもならなかったからだ。

『ウェブ時代をゆく』を読んで、PVは狙わず誰かのためになることを意識しつつ、自分の好きなように書いていこうと思った。このスタイルが一番楽しい上にアウトプットもできるから、スキルにもなるのではないかなと。

好きなことを探して、常に「これでいいんだっけ?」と自問していこうと思った。 また、所属する組織に依存することなく自立して、生きてもいきたいなとも。頑張ろう。

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